001 「渚ちゃん…今日は…してもいいかな…?」 「しても…ってセックス?」 「…そ、そう…」 「別にこっちは最初からそれありきでここにいるんだし、改まって言わなくたって…」 私の目の前にいる相手と会うのはこれで4回目。 普通であれば、ホテルに入って即セックスして…という流れなのに、この人はホテルに入っても、今までは話と食事をすることしかなかった。 それでセックスした料金と同じ金額を払うんだから最初は驚いたけれど。 002 「あの…普通のプレイじゃなくって…」 「?」 「…拘束したいんだけど」 「……拘束? 手錠とか…?」 「えーっと、こういうの」 彼は手に持っていたボストンバッグの中身をちらっと見せた。 003 「……」 珍しく大きなバッグを持ってきているなと思ったら…。 黒い…革の拘束具?どう拘束するのか見ただけじゃよくわからないけど…ガチな感じ…。 「もちろん無理にとは言わない。叩いたりとか痛いことはしないし、できるのならお金は倍、いや三倍は出す。」 「!」 …3倍か。拘束されるのは怖いけど、3倍もらえるなら目標金額にかなり近づく…。 そうすればあんな家から出ていける。 「わかった。いいよ。お金はいつも通り先払いで」 004 (拘束されるってこんな感じなんだ… 腕全然動かない) 「渚ちゃんみたいな可愛い子とセックスできるなんて夢みたいだ」 「…おっぱいのボリュームすごいね」 「…」 (この人も他の人と同じようなこと言うんだなあ… 拘束プレイしたいって言うからなんか他の人と違うのかなと思ったけど) 005 「渚ちゃんはおっぱいいじられるのどうかな?」 「……」 (胸の何が気持ちいいのかわからないし援交相手に気持ちよさなんて求めてない) (早く終わってお金もらえるならどうでもいい…) 006 「渚ちゃんのおっぱい手に吸い付いてくる やわらかいけどはりもあっていつまでも触っていたくなるね 「…っ」 (みんなわりとすぐにがっつくのに…この人の触り方…長くなりそう…めんどくさい…) 007 (なんか…身体熱くなってきた…ただ胸をゆっくり軽く揉まれてるだけなのに…) (他の人でもこういう触り方の人いたけど…でも違う じれったい感じ?この感覚…なんなの…?) 008 (さっきからずっと乳首に触れないぎりぎりを揉んでる…) 「渚ちゃんのおっぱいホント飽きないなあ」 (この…むずむずする感じ…私…乳首…触ってほしくなってる…?) 009 (なんで…こんなに乳首触って欲しくなるなんて…おかしい…) 「渚ちゃんエッチな声もれてるよ少しは感じてきたかな?」 (今までこんな風になることなかったのに…) 010 「渚ちゃんの乳首はどうなってるかな?」 「あれ?まったく触ってなかったのに固くなってるね」 (嘘っ…!? 軽く触られただけでっ…) 「もしかして乳首感じやすい?」 (ちがうっ…) 011 (怖いっ…乳首軽くいじられるだけで…こんな気持ちよくなるなんて…) (もう…胸いじるのやめて…) 「可愛い反応だね もうちょっと楽しませてね」 012 (やだやだやだっ…力ぬけちゃうっ… ふわふわするっ…) 「このままいじってたら乳首だけでイっちゃうかな?」 (乳首だけでイくなんて……そんな…ありえない…) 013 (こんなの…感じたことない……頭真っ白になる…変になりそう…逃げなきゃ…) 「乳首ぷっくり勃起して 渚ちゃんエッチだね」 (やだ…やだ…こんなの私じゃない…この身体おかしい…) 014  (あ…腕…動かない……だめっ… 腰も脚も力入んない…) 「逃げようとしてもがっちり拘束されてるからね」 「渚ちゃんの乳首は僕の好きにできるんだよ」 015 「乳首でイけるかな?」 (えっやだっ… その動きやだ! イっちゃう…? 乳首だけでイきそう!?) (だめだめイっちゃうっ! イっちゃうぅ!) 016   「なーんてまだイっちゃだめだよ?」 (えっ!?) 「もう少し我慢しようね」 (ぇ… うそ…あれ…?) 017 この状態…きつい…つらい… 「少しはおっぱいいじられるの気持ちよかったかな?」 「……」 なんなの…この人…今までの人とは全然違う… end