1 (見えないけど、沢山の人の気配がする。私、これから何されるの?) 展示室の一角。一人の少女がまさに今、新たな作品として発表されるところだった。 「皆様、大変長らくお待たせいたしました。それではNo.17のお披露目となります。」 そんな声が聞こえてくると、作品を覆っていた膜が取り払われる。 2 「ひっ!!」 大勢の人々が少女に舐め回すような視線を向ける。 「いやぁ、これは中々の体つきですなぁ」 「大きなおっぱいと大人しそうな顔の組み合わせがたまりませんねぇ」 (怖い!!彼氏くん助けて!!) 少女は恐怖で声を出すことすらできず、心のなかで自身の恋人に助けを求めていた。 3 そんな作品のことなどお構いなく、作品を抱えている彫刻が動きだす。 (おまんこの中、拡げられてる!痛い!) 作品の処女まんこに極太のちんぽが挿入される。 ローションのおかげですんなりと入ったが、あまりの太さにおまんこはみちみちと音を立てる。 4 彫刻はゆさゆさと腰を動かし、まるでセックスのようにちんぽをおまんこに出し入れする。 そんな少女と彫刻のセックスを大勢の来館者たちがニヤニヤと鑑賞している。 (こんなに人がいるのに!!私、人前で犯されてる!!) 5 「ほら、No.17ちゃん笑って?」 「君は見世物なんだから、みんなを楽しませないといけないんだよ?」 (何言ってるの!?怖い!!!お願いだから私のこと見ないで!!) 視線から逃れようともがくが、手足の枷に引っ張られて思うように動けない。 6 「いやぁ、こうして見ると男女の交わりも中々の芸術ですなぁ。」 「No.17ちゃんはおまんこなんだから、ちゃとおちんぽ様を満足させなきゃね。」 「ほら、もうすぐおちんぽ射精しそうだよ?」 (えっ!?待って!!) 作品の心の準備ができる間もなく、彫刻ちんぽから精液代わりの媚薬が上ってくる。 7 (!!!??!!!??) 媚薬が子宮に注がれた瞬間、弾け飛ぶような感覚が下半身から全身へと拡がった。 8 まるで強力な麻薬を打ち込まれたかのようにガクガクと全身の震えが止まらない。 (なにこれ頭がチカチカする!!こんなの知らない!!!体が熱い!!!) 全身から汗が吹き出し、あらゆる感情が「気持ちいい」という感覚に上書きされる。 9 射精が終わってもしばらくその感覚は続いていた。 しかし、少女は直ぐに我に返った。 「今の顔見たよね!?すごい顔してた」 「やっぱ恋人持ちなだけあって、おちんぽが大好きなんじゃない?」 (そうだ!私、人に見られてるんだった!!) 10 (嫌だ!!!もう逃げたい!!!) 快感に呆けた顔を見られ、少女の羞恥心は最骨頂を迎える。 (せめて足だけでも閉じさせて!!恥ずかしいところ隠したい!!) なんとか拘束から逃れようともがくが、恥ずかしい姿勢を崩すことはできない。 11 それからしばらくの間、少女は抵抗を続けていたが段々と変化が訪れていた。 (なんか気持ち悪い。心臓もドクンドクンしてきた。 でもそれより、子宮が脈打ってるみたいに疼いてる!!) 強烈な喉の乾きに似た感覚が、下半身から込み上げてくる。 (さっきの射精で何かされたの?射精が欲しくてたまらない!!!) 12 「……!♡♡……!!♡♡」 作品はうずく子宮を抑え込もうと必死になる。 (もう一回射精してほしい!!! ダメ!!こんなに人がいるのに!!酷いことされてるのに!!!) だんだんと大きくなる衝動。 しかし、彫刻は一切動く気配がなく、射精が来る気配などない。 作品はダラダラと愛液を垂れ流すことしかできない。 13 (そうだ!!もしこれがちんぽなら、刺激を与えれば射精するのかも!!) そんな馬鹿げた考えが頭をよぎる。しかし、一度考えてしまうともう引っ込めることはできない。 (ちんぽを刺激するには私が動くしかない。でもそんなことできない!!) 14 (もうだめ!!我慢できない!!) 作品はゆっくりと腰を動かし始めた。 媚薬で敏感になった体に快感が走る。 (気持ちいい!!なんでこんなに気持ちいいの!?!?) 15 しかし、あの射精された瞬間の快感はこんなものではない。 (欲しい!!!射精ほしい!!!) 「おやおや、自分から腰を振るなんて淫乱ですね。」 「まるで精液おねだりしているみたい。」 (お願い言わないで!!どうしても耐えられないの!!) 16 だが、ちんぽは射精しない。 こんな恥じらうようなヘコヘコした腰振りでは、射精直後のちんぽが射精するわけない。 (なんで射精してくれないの!?!?) こんな小さな動きではだめ。もっと大きく動かさないと。 人に見られている。その感覚をはっきりと理解しながらも。 作品はだんだん大きく、早く、擦り付けるように腰を動かした。 17 (お願い!!射精して!!子宮にそそいで!!もうダメなの!! 恥ずかしすぎるのに止められないの!!お願いだから出して!!!) 必死におまんこを締め付け、無機物のおちんぽに全力でご奉仕する。 そうしておまんこに意識を集中すると、おちんぽから熱い液体が上ってくる感覚がわかった。 18 (来た!!!これ好き!!!気持ちいい!!!何も考えられなくなってしまう!!!) 19 (やばい!!これやばい!!!もっと!!もっと欲しい!!) 快楽で真っ白になった頭の中を、もっと射精して欲しいという感覚にだけ支配される。 作品は見られていることなど忘れ、自身の腰を前に後ろにと乱暴に動かす。 20 (なんでもっと出してくれないの!?!?) 先程までの恐怖からではなく、射精欲しさに顔に涙を浮かべる。 実は、彫刻のちんぽは別室にいる作品の恋人と連動してる。 作品のおまんこの締付け、腰振りと同じように機械が動き、 恋人が射精すれば同じ量の媚薬が出てくる仕組みになっている。 だから当然、射精するほど媚薬の出は悪くなっていく。 21 (あ!この動きをしたときにちんぽが反応した!! おまんこに意識を集中したら、ちんぽ反応しているのがわかる!!) 大きさこそ違うが、恋人のちんぽが反応すると彫刻ちんぽも同じように反応する。 作品は自身が最愛の人の搾精をしているとも知らず、 ちんぽを気持ちよくさせる動きを試行錯誤する。 22 (この動き!!この動きをすれば!!) だんだんとちんぽが喜ぶ腰振りを理解し、ぐりんぐりんと回転させながら擦り付ける。 すでに2回射精した恋人だが、 先程までと違う搾り取るような動きに精液が込み上げてくる。 23 (また来た!!!やばいこれヤバイ!!狂ってしまう!!!) 24 「………!♡………!♡♡」 射精が終わっても腰をへこへこ振り続けていたが、 次第に自身の恥ずかしい姿を見られていたことを思い出す。 「あんなに怯えていたのにすぐおちんぽに夢中になって、 相当な淫乱なんでしょうなぁ。」 「見て下さいあの顔。まさに淫乱そのものですよ。」 “淫乱” 来館者たちは口を揃えて作品に対してそう言った。 25 「……!!♡♡♡」 (違う、私は…!!) 思わず弁明しようと声を出すが、媚薬の影響で呂律が回らない。 ふにゃふにゃの声に、止まらない腰振り。 これではどう見てもセックスによがり狂う淫乱にしか見えない。 (違うのに!!私、淫乱じゃないのに!!!) 26 数日後。 あれから作品はずっと腰を振り続けていた。 (恥ずかしいのに!!腰振り止まんなぃよ!!) 顔は涙と鼻水でぐしょぐしょになっているが、 それに反して腰の動きは段々と慣れたものになっていた。 27 「段々と腰振りがエロくなってきていますね。」 「さすが、“淫乱”ですなぁ。」 (違うのに!!) 頭の中で反論しながらも、体は媚薬が欲しくてたまらない。 そして、この数日でおちんぽが射精しそうな予兆も、段々とわかるようになってきていた。 (そろそろ射精が来る!!!) 28 (イく!!!) どれだけ言い訳しても、この腟内射精された瞬間には 頭の中が真っ白になって何も考えられなくなる。 29 「〜〜…!♡♡〜〜…!♡♡♡」 おちんぽが引き抜かれると、どろりと媚薬精液を垂れ流すおまんこが丸見えになる。 イッたばっかりでピクピクと痙攣しているおまんこを大勢の人に見られている。 (気持ちいい!!) しかし、作品は絶頂の余韻で頭の中がふわふわして何も考えられない。 30 しかし、その快楽の時間はすぐに終わる。 (また、おまんこに射精してもらわないと…。) 次の挿入に備えておまんこに意識を集中させた作品だが、 それに反して彫刻はアナルにおちんぽを挿入した。 (え!?そっちは違う!!!) 31 (ピストンが激しい!!!) ぼちゅんぼちゅんと恥ずかしい音を辺りに撒き散らしながら犯される。 こうして時折、彫刻は気まぐれにピストンを始める。 (お腹が苦しい!!うんちしてるみたいな感覚で恥ずかしい!!) 32 不意に彫刻は作品に口付けをする。 舌を絡めるようにして口内から媚薬を飲ませていく。 (これヤバイ!舌絡めるたびに媚薬飲まされてる!! アナルで気持ちよくなること無理矢理覚えさせられてる!!!) 33 (おっぱいまで!!!おっぱい揉まれながらキスされてお尻犯されてる…!! お尻なんて気持ちよくないはずなのに、こんなのすごいの来ちゃう!!) 34 びゅるるる〜〜 (来た!!!お尻の中に熱いものを注がれている!!! お尻でイくの気持ちいい!!!) 35 「…♡♡……♡♡」 おまんことアナルの両方から媚薬精液がどろりと垂れる。 「いい表情ですねぇ。No.17ちゃん、ピースして!」 (ぴ〜す?) 作品は言われるがままにピースしていた。 36 数年後。 37 「……♡………♡♡……♡♡」 (出して♡出して♡射精して♡♡) そこには慣れたように腰を振る作品の姿があった。 その表情はかつての人目に怯えるものとは違い、まるで淫魔のようにすら見える。 38 「………♡………♡♡……♡♡」 (キス気持ちいい♡♡これ好きぃ♡♡♡) キスをおねだりし、唾液をたっぷりと含んで舌を絡ませる。 舌を絡ませるほどたくさん媚薬が貰えるため、体がすっかりキスのおねだりを覚えてしまった。 (そろそろ射精くる!♡♡キスしながら射精されちゃう!!♡♡) 39 (イく!!!♡♡♡すごい!!!♡♡♡気持ちいい!!!♡♡) 40 「~~…♡~~…♡~~…♡」 気持ちよく絶頂できた証として、作品は来館者たちに向かってピースをする。 そんな作品の顔は恍惚に満ちていた。 とてもではないが、この作品が今でも人間の異性とキスすらしたことがない、 正真正銘の処女だとは誰も思わないだろう。 41 しかし、射精が終わっても作品は満足しない。 ブリッジになっていた唾液をコクンと飲み込むと、再び腰をグリグリと動かす。 その搾り取るような動きに、ちんぽを連動させられている恋人は悶絶し、 またすぐ射精まで追い込まれる。 (もっと射精して♡♡精液出して♡♡♡) 彼女は見た目だけでなく、心まで“淫乱”そのものになっていた。